書籍評論

評価できる役に立つ本を紹介するページです。

書籍のコレクション: 小職は、不動産投資、株式投資関連の書籍は、相当に持っています。なぜ買うのか? 好きだから買うのです。数えたことはありませんが、たぶん、400冊くらいはあると思います。この類の書籍は2000円くらいの値段で、その著者が成功した投資方法などが詳しく書かれているのでたいへん参考になります。また、ロングセラーが少なく初版で終わる本が大半なので、なくなると買えないものが多いということもあります。そのコレクションの中には、一度も読まないまま本棚にあるという本もたくさんあります。大切なことは、このような書籍の中から、自分に最も合う投資法などを発見するでしょうか。実際に読んで、実行して初めてわかることがどれほど多いかよくわかります。これからこのページでは小職が読んで参考になると思った本をどんどん紹介していきたいと思います。
「アパートマンション投資達人塾」 長島 修著

不動産投資をする前に、まず、この本を読んでおきましょう。必ず、不動産オーナーとして、直面するリスクや問題点が明確に記載されています。不動産投資はリスクが高いのです。単に不労所得を得られるからなんて考えるはあさはかです。よく勉強してからからやりましょう。その他にもいろいろな不動産投資に関する書籍がでていますが、不動産のリスク&問題点がこれほど明確に述べられている本はありません。まずこの本を読んで基本を身に着けてください。 
「サラリーマンの私が3年で2億円 驚異のアパート投資法」 小川 慎 著

私が、約10年ぶりに不動産投資をしようというきっかけになった本です。すでに廃盤になっているようで、アマゾンで検索してもでてきません。1999年にこの本を読んでぼんやりと不動産投資をまたやろうかなあと思うきっかけとなった本です。外資系の証券会社にいて、40歳も過ぎるとそろそろ引退を考えなければいけないと思いながら、この本を読んで不動産投資でもやろうかと考えた思い出深いものです。
「How to Make Money in Stocks」 ウイリアム・オニール著

この本は、小職が米国出張をした1992年にニューヨークで買った本です。これは小職にとっては株式投資バイブル」というべき本でした。写真の本自体は、1994年の改定版です。92年に買った初版のものはいたんだのもあって捨ててしまいました。この本で多くのことを学習しました。原書であり、読むのに苦労をしましたが、何度も何度も繰り返し読みました。そして、日本株で初めて実践したのが、あの関口会長が当時社長をしていた「メイテック」でした。忘れもしません、株式市場は大暴落をしているなかでメイテックだけは、ストップ高していたのです。小職はその翌日にメイテックを買って、その株価が3か月もしないうちに3倍以上になったのです。それまで自分がやっていたいわゆる「低位株」投資とは全くことなる投資手法でした。確か1998年に日本でもこの本の翻訳本が出版されています。その書籍名は、「オニールの成長株発掘法」という名称です。もちろん、日本語版も持っています。この本で勉強したことは、常に成長する会社があって、経済は活性化するということでした。経済成長に従って、株式のインデックスの組み入れ銘柄なども時代とともに、変遷していくのです。インデックスに組み入れられるのは、その時点で,の大会社です。それらの会社は、成長前は、本当に小さな会社なのです。たとえば、1985年にマイクロソフトは時価総額は50百万ドル程度でした。今は、時価総額は、30兆ドル、なんと約20年間で700倍程度成長しています。この銘柄を発掘した「マゼランファンド」は今も著名ファンドとして、その名を轟かせています。


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